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【リポート】パーカッションフェスティバル2025 Vol.39 in KANSAI

パーカッションフェスティバル2025 Vol.39 in KANSAI
GUEST:塚越 慎子 美座“Mizalito”良彦
5月4日・5日:大阪フィルハーモニー会館
関西打楽器協会 理事 渡辺友希子
パーカッションフェスティバル2025 Vol.39 in KANSAIは、晴天に恵まれた5月4日・5日、大阪フィルハーモニー会館に於いて開催いたしました。
11:30開場とともに楽器・楽譜・CD・マレット&スティックの展示販売スペースは来場者で賑わいました。
12:30からの吹奏楽コンクール課題曲を中心としたクリニックは、打楽器全般を多畑秀城氏(Osaka Shion W.O)鍵盤楽器を圓山未菜氏(フリーランス)ティンパニを齋藤盛章氏(元関西フィル)ドラムセットを森山和弘氏(宝塚歌劇オーケストラ)にご担当頂き、それぞれ中高生や指導者の方々が熱心に聴講され、メモを取ったり積極的に質問をされていました。
その後16:00からメインコンサートの開演です。
両日ともにプログラムのトップを飾って頂いたのは、アンサンブルコンテストで優秀な成績をおさめられた4校の皆さん!
<4日>
- 大阪市立城陽中学校=安倍圭子/マリンバコンチェルティーノ「ザ・ウエーブ」(全日本アンサンブルコンテスト金賞受賞)
- 姫路淳心学院中学校・高等学校=J・シュワントナー/協奏曲(全日本アンサンブルコンテスト金賞受賞)
<5日>
- 西宮市立甲陵中学校=林大地/ギャラクシー・クラスター(関西アンサンブルコンテスト金賞受賞)
- 尼崎市立尼崎双星高等学校R・ジョージ/コンシダー・ザ・バーズ(全日本アンサンブルコンテスト金賞受賞)
その堂々とした迫力ある素晴らしい演奏にそれぞれ大きな拍手が送られました。
◇ ◇ ◇
そのほか会員、スペシャルゲストによる素晴らしい演奏も繰り広げられました。
- 大阪芸術大学打楽器専攻=T・ゴーガー/ゲインズボロー
- スペシャルゲスト=塚越槇子氏=ソロ武満徹/小さな空 狭間美帆/マリンバのための小狂詩曲 春の海のモチーフによる
- スペシャルゲスト=Mizalito氏ソロ=Mizalito/オリジナルサウンドトラック
- 塚越氏と会員による 坂上弘志指揮=モンティ/チャルダッシュ(編曲:菅原淳)
- Mizolito氏と会員による 花石眞人 指揮=東枝達郎/ラテンメドレー
- 外山雄三/ラプソディ 坂上弘志 指揮=Vibソロ塚越氏
ゲストの4校の皆さん、スペシャルゲストの塚越氏とMizolito氏には音楽とともにコンサートを華やかに盛り上げて頂きました。会員による演奏は、限られたリハーサル時間にもかかわらず、それぞれ楽しく美しくカッコ良く仕上げられ客席に届いていました。(来場者数366名)
最後になりましたが、ご協賛・ご協力賜わりました賛助会員の皆様に厚く御礼申し上げます。そしてご参加頂きました会員の皆様、誠にありがとうございました。
理事 渡辺友希子
執筆者: 関西打楽器協会 理事 渡辺友希子
取材協力:関西打楽器協会
編集:JPC MAG編集部