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Innovative Percussion ドラムスティック&ペダルビーター
1993年創設、アメリカ、テネシー州のナッシュビルに本拠を置くInnovative Percussion(イノベイティブ・パーカッション)。ドラムスティックのみならず、マーチング・スティックなど幅広いジャンルのプレーヤーに認知され急成長を遂げているブランドです。ドラムシティではドラムスティック、バスドラムビーター等、一部アイテムの取り扱いを開始!今回は当店キッズドラムワークショップ講師の丸谷 茜氏に数多くのサンプルを託し、実際にお試しいただいた中からお気に入りのモデルについてコメントをいただきました。皆様のスティックやバスドラムビーター選びのご参考にしていただければと思います。
取材協力:丸谷茜
■ ドラムスティック
イノベイティブ・パーカッションの核となるシリーズで幅広いジャンルに対応できる多彩なチップデザインと様々なスペックを兼ね備えた「LEGACY SERIES」や伝統的なテーパーと円錐形のチップが特徴的な「VINTAGE SERIES」など豊富なシリーズとスティックの数々をラインナップしている。その中から丸谷氏は「LEGACY SERIES」と「SIGNATURE SERIES」のメイプル材スティックをチョイス。
●丸谷氏のコメント
普段はほぼメイプル材スティックを使用しています。今回は実際のライブ(ラテン及びアコースティックジャズ)で、イノベイティブのスティックを使用してみました!一般的なメイプルに比べ、材自体の硬さと密度がありしっかりした印象です。太鼓類を芯から鳴らすことができ、リムショットの音もクリアで鳴らしやすい。薄いライトウェイトのシンバルでは、メイプルらしい甘さのあるサウンドながらもアタックはぼやけず、標準~ヘヴィウェイトのシンバルでは、スティックがシンバルに負けない印象でした!ひと通り使ってみて、個人的には SIGNATURE SERIES の BB-1(ボブ・ブライトハウプト モデル)が一番よかったです!使用感はLEGACY SERIESのLM5Aとかなり近いので、そちらから試してみるのもオススメ!
■ キックドラム・ビーター
シグネチャーモデルのビーターが主で、特徴的なモデルを多くラインナップしている。丸谷氏がチョイスしたのはKDB-1(クリス・マキュー モデル)。ウッド芯を毛糸でくるんだ、独特なキックビーターとなっており、アタック音を抑え、質感のある太いダークなサウンドが得られる仕様となっています。
●丸谷氏のコメント
ソフトなアタック感ながら、ウッド芯の硬さと重さによりローが出て、小口径バスドラムでも豊かな鳴りが引き出せます。小音量系のアンサンブルなどと相性がいいのはもちろん、特にウッドベースとの音の混ざり方に美しさを感じます。オルガンベースとの相性も◎
■ まとめ
ドラムシティではまず始めにVINTAGE SERIESとLEGACY SERIESの5Aと7A(ヒッコリーとメイプル)、バスドラムビーターはKBD-1の取り扱いを開始しました。ただいま続々とラインナップを拡大中です。ぜひこの品質の高さをドラムシティで実感してみてください。
丸谷茜プロフィール
丸谷 茜 (マルヤ アカネ)
【twitter】 @akane_maruya
東京都出身。
幼少の頃よりクラシックピアノを始め、中学校で吹奏楽部に入部。ドラムを含むパーカッションに触れ、17歳よりドラマーとしての活動を開始。
music college MESAR HAUSにて、ドラムを本田珠也氏等、パーカッションを今村祐司氏に師事。
2018年より高橋ゲタ夫氏率いるラテンバンドLos Hijos de la Galaxiaに加入、ドラムの他ボーカルも担当。
キレのあるビートとバネのあるグルーヴを持ち味とし、数多くのグループ・セッションで精力的に活動中。
演奏活動以外にも、ドラム・パーカッション講師として就学前の子供から熟年層までレッスンを行う他、ボーカリストを対象としたリズムトレーニングワークショップや、バンド形態のアンサンブルレッスン、基礎音楽理論のレッスンなども行っている。
執筆者:ドラム・シティ 木澤
取材協力:丸谷 茜
編集:Drum City