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【リポート】超濃密な2時間半!つっちーによるスネアドラム音作り講座
※この記事は2014年4月10日発行「JPC 140号」に掲載されたものです。
2014年1月18 日(土)本誌「太鼓奇談」の連載やドラマガの連載でもお馴染みの、土田" つっちー"嘉範さんをお迎えして、「第一回チューニング部オフ会 部長つっちーに聞くスネアドラム音作り講座」が開催されました。
とにかく濃密な2 時間半の素敵なオフ会と相成りました!
自己紹介もそこそこに、セミナーはつっちーさんご自身が当日購入したスネアドラムを開梱するところからスタート!「個人的に好きなサウンドを1 から作っていきます!」という言葉通り、オリジナルの状態のサウンドを確認した後、ヘッド、スネアワイヤーの交換、チューニング作業と言う流れで、要所要所をきっちり解説しながら、そして質問に答えながら、時には脱線話に花を咲かせ、時に慎重に、時に大胆に作業が進められていきました。
脱線話にも、もちろん金言が満載!参加者は皆、真剣に耳を傾け、メモを取りながらその作業を凝視。スネアドラムはみるみるうちに素晴らしいサウンドに。
じっくり、ゆっくり時間を掛けて、真摯に楽器に向き合うことの大切さを変幻自在の語り口で伝えるつっちーさんの姿勢に改めて感激しました。そして最後には、受講生が個々に持ち込んだスネアドラムの診断会まで行う大サービス!
もっともっと時間が取れればよかったのですが、残念ながら時間切れ。2 時間半にも及んだセミナーは無事に幕を閉じました。
「チューニングには魔法のような方法も技術もない。ただただ丁寧に愛情を持って楽器と接するだけ。」
この言葉、しっかり伝わったと思います。
※つっちーさんによる連載「太鼓奇談」でも、当日の様子がレポートされています。
※セミナー写真提供:リズム&ドラム・マガジン、撮影:雨宮透貴(Yukitaka Amemiya)
執筆者:ドラム・シティ