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【リポート】MEINL Sound Bath 体験会
4月某日渋谷のスタジオにてお店向けに開催されたMEINL Sonic Energy サウンドバス体験会に参加してきました。
サウンドバスとは全身で音の振動を聞く(感じる)ことで心身をリラックスさせる体験です。
音浴とも言われています。
MEINL Sonic Energyの楽器を中心にヨガマットが敷かれています。
皆で寝ころんでクリスタルボウルやカリンバ、スティールタングドラム、オーシャンドラムなど”やさしい音が出る楽器”のゆったりとした音を聴きながら、お腹の上にシンギングボウルを乗せて音の振動に包まれます。
音に専心することで自分の内側に意識が集中されます。私は集中力があちこち散歩するので子供の頃に見た風景を思い浮かべたり現実(仕事のこと)に戻ってみたり、見たことのない景色を揺蕩ってみたり(良く言えばイメージの活性化 !)でしたが、人によっては短時間でぐっすりだったとか、何も考えずにリラックスできたとか。中には血液の流れを感じた方もいらっしゃったようです。
ソニックエナジーは現代のストレスに対して心地良い音の振動によって体の細胞レベルの振動をチューニングして整えることでリラックスさせる効果を目的の1つとしているので、この方が一番効果が高かったのかもしれませんね。
実際に音圧を利用したサウンドセラピー、音楽療法が活発に行われている国もあります。
今回の体験会では時間を置いて2回のサウンドバスが行われました。
アーティストや楽器店の店員ばかりの参加者のため、今鳴っているのはどの楽器か気になって仕方なく薄目を開けたりしちゃっていたのが演奏者にバレていて、2回目は皆起き上がってお互いを見ながら実際に楽器を演奏することになりました。演奏をしていくうちに皆お互いの鳴らしている楽器の音の振動が合っていくのが感じられ不思議やら楽しいやら。1回目の自分と向き合ったのとは異なる体験ができました。
今回のサウンドバスで使用されていた”やさしい音色の出る楽器”これまでにも音楽演奏の中で取り入れられていましたが、ちょっと違った視点から楽器の活用幅の広がりを感じさせました。
楽器の出す”音”は音楽のみにとどまらず
音を使った音楽もまた限りない可能性を秘めているわけです
執筆者:パーカッション・シティ 高野
取材協力:株式会社キョーリツコーポレーション