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【リポート】Drum Builders Meeting 2024

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日本ドラムカスタマーブランド＆個人製作者が一堂に会したイベント！「Drum Builders Meeting 2024」が、去る2024年3月30日(土)、31日(日)の2日間にわたり開催されました。
日本の個人ドラムカスタマーによるブランド16社が、JPC地下スタジオと2Fドラムシティに集結！

楽器の展示はもちろんのこと、各ブランドのプレゼン会も同時に開催。
自社ブランドの説明だけではなく、音鼓知振の製作者久田氏によるライブパフォーマンス、Cantataのドラマーズファションショー、ICDのステイブシェルについての解説、ドラマー海老原諒氏によるM Drums説明会、丸谷茜氏によるharu drum説明会など、多岐わたる内容で参加者を沸かせました。

また、両日ともに数多くのアーティストにもご来場いただき、自然発生的なデモ演奏やセッションパフォーマンスもあり、楽器の魅力を余すことなく堪能できる特別な空間となりました。

イベント当日の各ブースの様子など、写真を交えてリポートさせていただきます

2F Drum City 店内

・北山トライアングル

普段JPC店頭での取り扱いがない3Dタイプのトライアングルやシンバルブロンズを使用したキャストトライアングル、更には鉄隕石を使用したビーターなどをシンプルに展開

北山トライアングル北山氏によるプレゼンタイム。ゆるくしかし熱く商品について語っていただきました！

・音鼓知振

フレームドラム工房「音鼓知振」ブース。動物の皮と木枠だけで作られたフレームドラムや本皮を使用したシェーカー等を展示

音鼓知振の製作者久田氏によるプレゼンイベント

参加者の皆様に本皮を実際に触れていただきました

・Hand Crafted Percussion

プラスチックから木材、金属の端材や廃品を利用したアップサイクルブランドHand Crafted Percussion

製作者本人の説明を聞きながら買い物ができる贅沢なひととき

・PUTSOUNDS

プレゼンイベントを開催し、試打会も大好評だったPUTSOUNDSのレザービーター

・Cantata

デザイン×サウンド×機能性をコンセプトにフェルト製のガジェットなどを展開するCANTATA

・aspr

急遽参加いただいた、創業56年、日本が誇るドラムヘッドブランドaspr

・Cympillow

こちらも急遽参加いただいた、Cympillowのブース

B1F Percussion Studio

・riddim

テックとして培った経験をもとに、即戦力として使える楽器を製作するブランドriddimブース

riddim製作者伊藤氏のプレゼンタイム

・Bonney Drum Japan

ドラムセットや小物グッズもお洒落で人気のBonney Drum Japanブース

Bonney Drum Japan製作者落合氏によるノリノリのプレゼンタイム

・ICD｜Inami Custom Drum

ステイブ工法によるスネアドラムブランドICD。素材の個性がギュッと凝縮された濃密サウンドが気持ちいい

ICD 稲波氏によるプレゼンタイム

・M drums

究極のウッドシェルドラム作りをテーマに掲げるブランドMdrums

プレゼンタイムでMdrumsを詳しく解説する”わっとん”さんこと、アドバイザーの渡辺氏

・emjmod

大阪発のハンドメイドシンバルブランドemjmodブース

シンバルの欠片で作るアクセサリーブランドCealもあわせて展示

延命寺a.k.a emj氏によるプレゼンタイム

・NorthVillage Drum

ONE OFFなスネアドラムを製作しているブランドNorthVillage Drum

お客様試奏タイムでも試奏の列が絶えない大人気ぶり

・middlecentre instruments

人目でわかる個性的なデザインとサウンドで人気ブースとなったmiddlecentre instrumentsブース

フープもシェルもブロック加工で、一際目をひくドラムセット。BDスタンドFTレッグも木製！

・haru drum

軽いは正義！主に超薄型パンケーキスネアドラムを製作しているブランドharu drum

haru drum使用ドラマー丸谷茜氏によるプレゼンタイム

・Ken's Factory

Bonneyとの共同ブースでチューニングキーケースやスティック等、多岐にわたるグッズを販売

◇ ◇ ◇

まとめ

2日間にわたって行われた「Drum Builders Meeting 2024」

たくさんの方々のご来場いただき、楽しく、そして充実したイベントとなったと感じています。

出展いただいたビルダー各ブースには、製作者の設計思想が見事に反映された個性豊かな素晴らしい楽器が多数展示され、ユーザーの声、現場における経験に基づいた細かな配慮が施されたこれらの楽器からは、大手ブランドでは実現し得ないであろう興味深いサウンドが溢れ出ていました。

まだまだご紹介しきれていないビルダーやカスタマイザーの方もいらっしゃいます。

単発のお祭りで終わることなく、JPCが起点となってビルダーの方々とユーザーを、そしてビルダー同士を繋げるHUBとして機能できるよう、今回のイベントを糧に、もっともっとドラム・打楽器周辺を盛り上げるべく色々なことを考え、次につなげていきたいと思います。

ご協力いただいたビルダーの皆様、そしてご来場いただいた多くの皆様に感謝申し上げます。

執筆者：ドラム･シティ黒澤

取材協力：参加ビルダーの皆様＆ご来場いただいたすべての方々

タグ: さわる, まなぶ, みる, リポート

カテゴリー：THINGS｜こと

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