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スティックが違うだけで音が変わる?!-自分に合ったスティックの探し方-
スティックを選ぶ際”なんとなく”で決めたりしていませんか?
・好きなドラマーが使っているから。
・先生や先輩に勧められたから。
・友達とおそろいで買ったから。 etc…
どんな選び方でも、不正解ではありません、、、、、、が
今回の記事では、自分好みのスティックを発見しやすくするたのポイントをいくつかの要点に分けてご紹介致します!
●スティックのサイズと形状
- チップ形状
- ショルダー,シャフト,グリップの長さ
- グリップエンドの加工
●メーカーによる違い
●材質
●選定方法
●スティックのサイズと形状
スティックを選ぶ際まず始めに見るポイントとして”サイズ”があります。
【5A】【5B】【7A】【2B】といった数字とアルファベットの組み合わせはサイズの目安として表記されています。
ものすごく簡単にざっくりいうと 、 、 、
【5A】(目安:直径14.0~14.5mm前後│全長398~406mm前後)
オールマイティに使える標準サイズ
迷ったらまず触ってみる第一候補
【5B】(目安:直径15.0mm前後│全長398~406mm前後)
5Aより太く重い
パワフルに大きな音で演奏したい人、ロック好きな人におすすめ
【7A】(目安:直径13.0mm前後│全長380~390mm前後)
5Aより細く軽い
軽い力でも扱いやすく、手の小さい方や小さな音で演奏したい方に人気!
【2B】(目安:直径16.0mm前後│全長406~413mm前後)
圧倒的パワー・重量型
5Bより太くヘビーメタルやハードロック等の爆音を出したい方におすすめ!
このように大まかな目安で区分分けされていますが、サイズはもちろんスティック各部の長さによって同じ区分でもメーカーによって違います。

※ショルダーは、テーパーと呼んだりもします。
まずは、この画像に載っている各部名称をもとにスティックを選ぶ際に見るポイントをご紹介していきます。まずは 、 、 、
チップの形状によってどう変わるのか についてです!
●チップの形状

さっそく形状別に表にしてご紹介していきます。
| 形状 | 名 | 特徴 |
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ティアドロップ(涙型) |
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Aコーン(矢尻型) |
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オーバル(卵型) |
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ラウンド(丸型) |
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バレル(樽型) |
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ナイロン |
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派生型
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オリーブ型 |
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リバース型 |
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![]() |
チップレス |
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※他にもチップの形状は数多く存在しますが、長くなりすぎてしまうため大変申し訳ありませんが今回は割愛させていただきます。
”形状”に加えて”大きさ”もスティックを選ぶ際に必要なポイントの1つになります。
●ショルダー,シャフト,グリップの長さ
【ショルダー(テーパー)】
ショルダーは、スティックのチップとシャフトの間のテーパー(斜め)になっている箇所になります。この部分の長さや形状によって楽器を鳴らした際の音の太さや反応が変わります。
|
長め |
|
| 標準 |
|
| 短め |
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【シャフト】(直径)
シャフトは、ショルダーとグリップの間、スティックの中心部分になります。
長さや太さによって、スティック全体のバランスやリバウンドに影響します。
シャフト部分の”太さ”↓
| 太い |
|
| 細い |
|
シャフト部分の"長さ”↓
| 長い |
|
| 短い |
|
【グリップ】
グリップは、実際に握る部分です。
長さや太さによって 握りやすさ,疲労感,コントロールのしやすさが変わります。
| 長い |
|
| 短い |
|
グリップ部は手の大きさや握り方に直接影響がある部分なので相性が大事です。
【全長】【径】【チップ】【ショルダー】【シャフト】【グリップ】【グリップエンド】を含むすべての部分のいずれかの”サイズ”が違うだけで”打感”や”出音”などといった演奏感や姿勢に影響してくるのでお気に入りを見つけるヒントになればと思います。
数あるスティックの中で各メーカー【5A】が人気な理由は”ちょうどよさ”にあります。
そもそも【5A】って何?
スティックの商品名でよく見る「5A」「5B」「7A」「2B」。
なんで数字とアルファベット?
この数字とアルファベットには由来があります。
数字は、基本的に「数字が小さいほど太く、大きいほど細い」という傾向があります。
そしてアルファベットは、もともと想定されていた用途を表したもの。
A = Orchestra(オーケストラ)タイプ
比較的細く軽い。繊細な演奏に向き
B = Band(バンド)タイプ
Aより太く、大きな音を出しやすい。
S = Street(ストリート)タイプ
マーチングなどを想定している。非常に太く重い
こうした分類をもとに、「5A」「2B」といった名前が使われるようになりました。
ただし、ここで大事なのが……
「5A=この長さ・この太さ」という共通規格ではない!
「5A」や「2B」は、JISやISOのように寸法が決められた規格ではありません。そのため、同じ「5A」でもメーカーによって長さや太さ、形状は異なります。
現在では、多くのメーカーがスタンダードなモデルに「5A」という名称を採用していますが、すべてのメーカーがこの表記を使っているわけでもありません。
例えばLERNIのように、スティックのサイズをそのまま品番にしているメーカーもあります。そのほかにも、音楽ジャンルや材質、アーティスト名など、メーカー独自の方法で商品名を付けているケースがあります。
つまり――
「5Aだから全部同じ」ではないんです。
では、同じ5Aで実際にどれくらい違うのでしょうか?
次は、メーカーによる違いを見てみましょう。
●メーカーによる違い
昨今様々なメーカーからスティックが販売されています。同じ【5A】と表記されていても長さや太さのみならずチップ形状や重心の位置など結構違います。
「【5A】だから同じだろう」と思っていると自分に合ったスティックに出会えないかもしれません…
写真からも分かるように、チップの形状や全長、ショルダー(テーパー)の長さや角度がスティックごとに違います。
各メーカーの【5A】もしくは標準とされているスティックを表にまとめました
| メーカー名(品番) | サイズ(直径×全長 mm) | チップ | 生産国 | 特徴 |
| 14.4×407 | ティアドロップ(涙型) | アメリカ | ・安定したバランス。 |
|
| VATER(VH5AW) | 14.5×406 | Aコーン(矢尻型) | アメリカ | ・重量感があり。 |
| 14.3×409 | Aコーン(矢尻型) | アメリカ |
・少し長い |
|
| Zildjian(ZLZ5A) | 14.2×406 | オーバル(卵型) | アメリカ | ・比較的軽め ・手に馴染みやすい |
| 14.4×406.4 | Aコーン(矢尻型) | アメリカ | ・重心が持ち手寄り | |
| promark(TX5AW) | 14.0×406.4 | オーバル(卵型) | アメリカ | ・重心がチップ寄り |
| MEINL(SB101) | 14.4×406 | Aコーン(矢尻型) | ドイツ | ・標準的な5A扱いやすい |
| ROHEMA(61323) | 14.3×405 | Aコーン(矢尻型) | ドイツ | ・耐久力高○ ・質感が木に近い |
| Wincent(W-5A) | 14.3×406 | Aコーン(矢尻型) | スウェーデン | ・握り心地が滑らか。 ・グリップエンドが平面にカットされている。 |
| TAMA(H5A) | 14.0×406 | ティアドロップ(涙型) | 日本 | ・耐久性○ ・全体のバランス○ |
| Pearl(110HC) | 14.5×398 | バレル(俵型) | 日本 | ・他の5Aと比べて短い ・しっかり握りこめる |
| LERNI(H-140AW) | 14.0×406 | オーバル(卵型) | 日本 | ・クセがなく扱いやすい ・コスパ◎ |
※商品名をクリック又はタップすると各スティックのオンラインショップページに飛べます
今回ご紹介できなかったメーカーも多数存在します!
同じ5Aでもメーカーによってサイズや形状、仕上げによって違いがあるので実際に触って好みのスティックを探してみてください。
●材質の違い
”スティックの形状”以外にも気にしておくポイントとして、次に”材質”があります。
スティックで使用される材質は、主に3種類あります。
それが【ヒッコリー】【オーク】【メイプル】です。
|
材 |
特徴 |
| ヒッコリー |
|
| オーク |
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| メイプル |
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この3種類以外にもカーボン素材やグラスファイバー、金属といった特殊素材のスティックも存在します。木製のスティックとは違った感触ですが、比較にならないほどの耐久性があったり独特な演奏感があったりします。練習用として長く使いたい人やロック,メタル,ハードコアのような激しい演奏に向いています。
●選定方法
最後は、実際にスティックを選ぶ際のポイントをご紹介します!
【重さを確認する】
同じモデルでも、1本毎にわずかに重さが違うことがあります。
左右でなるべく重さが近い(0gから±2g程)2本を選ぶと、実際に叩いた時の違和感が少なくなります。
【反り(曲がり)がないかチェックする】
スティックを平らな場所でコロコロと転がしてみて、軸がブレずにまっすぐ転がるか確認しましょう。
反っているものは演奏しづらく感じることがあります。
【スティックの音程(ピッチ)を確認する】
スティックで軽く耳の後側や手のひらなどをコンコンと叩いてみる
最初は難しく感じるかもしれませんが、
●最後に…
スティックは一見するとどれも同じように見えるかもしれませんが、
「どのスティックを選べばいいかわからない」という方こそ、
是非、実際に楽器店で様々なスティックを試しながら、
執筆者: Staff 田中
編集:Drum City








