PERSONS|ひと
札幌交響楽団に入団された尾形賢一さんよりコメントをいただきました。
7/1日付けで入団しました打楽器の尾形賢一です。
自分は中学校の吹奏楽部で打楽器を始めました。
小学生の時に習い事程度のピアノはやっていましたが、当初吹奏楽部に入ることは考えていませんでした。しかし親友が吹奏楽部に入る事にしたというのを聞いて「音楽がやりたい!」という動機ではなく最初は「友達と一緒に何かやりたい」といった理由で始めた事が今の生活の一部分になっているということは、当時の自分からすると想像もつかないことでした。
その後、高校、大学、オーケストラアカデミー、そしてたくさんのオーケストラの現場で音楽の楽しさ(もちろん苦しさも)を教えていただきました。「音大は将来何をするために行くのか?」それすら漠然として何もわかっていなかった自分にとって導いてくれた先生方、切磋琢磨した周囲の皆様の存在が大きかったなと思っています。
札響の皆様はとても温かく和やかな雰囲気ですが、いざ本番となると皆さん演奏の熱量や集中力がとても高く、自身の責任を感じてナーバスになったり痺れる気持ちもありますが、皆さんと音を一緒に合わせる時間を楽しむ(楽しめるように!)ために日々練習に励んでいます。
札響は今年65周年を迎えますが、これまでの歴史を培った諸先輩方への感謝を忘れず、この札幌の土地に根付いた「オーケストラ」という文化を後世に繋いでいける様に毎日誠実に向き合いたいと思います。
尾形賢一プロフィール

東京都立川市出身、八王子学園八王子高等学校音楽コースを経て、東京音楽大学打楽器専攻を卒業。桐朋オーケストラ・アカデミー研修課程修了。芸劇オーケストラ・アカデミー・フォー・ウインド8期生。
これまでに打楽器を小島光、久保昌一、西久保友広、柴原誠、秋田孝訓の各氏に師事。
執筆者: 尾形 賢一
取材協力:札幌交響楽団
写真撮影:K.Seki
編集:JPC MAG編集部

