THINGS|こと
【リポート】春のパーカッションイベント 2023
行動制限が大幅に緩和され息苦しさから解放されても少々窮屈な世の中ですが、ようやく音楽シーンも元の活況を取り戻しつつあります。そんな中、打楽器にかかわる多くの方々の熱い思いが詰まった多彩な催し物が、久々にほぼ通常開催されました。現地からそれぞれの様子をリポートしていただきました。
■西日本打楽器協会
西日本打楽器協会広島支部 理事 山下やよい
パーカッションフェスティバル2023 in 広島|3月26日 エリザベト音楽大学
去る3月26日、広島市にあるエリザベト音楽大学にて、パーカッションフェスティバル2023in広島が盛大に行われました。
イベントとしては、午前にソロコンクール、午後にドラムワークショップ、メインコンサートと大きく分かれていますが、どのコーナーも、生き生きと、打楽器を演奏披露され、贅沢な1日でした。
打楽器ソロコンクールでは、小中高生部門、大学生部門、一般部門に分かれており、個性あふれる表現力で、コンクールと言うことを忘れさせてくれるような素晴らしいステージパフォーマンスを聴かせていただきました。
午後からのドラムワークショップでは、折田新先生をお招きし、小学生から大学教授までの受講生の中、受講生の方々の自発的に意見を述べさせ、どんどん新先生ワールドに引き込み、リズムや音符、ドラムという楽器に慣れて楽しく演奏が出来るという思いにかられるように、あっという間の2時間でした。
その後のメインコンサートは、世界的な国際マリンバコンクールで数々の賞を総なめされている『Marimba Twins』さんを特別ゲストとして、さまざまな曲を演奏していただき、また、新たな打楽器音楽を体感しました。
特別ゲストの次は、中四国各地区からの大学生や社会人の団体にご出演していただき、新しい発見や交流を深めることができ、とても価値のあるコンサートでした。
ブースでの活気は言うまでもありません!すれ違うこともできないほど、人に溢れ、どの楽器もすべて購入したい衝動にかられるほど、熱いショップさんの思いが伝わる、心と目が潤うブースでした。
今回のフェスティバルを開催するにあたり、多方面の方々より、ご協力を賜りましてこの場をお借りしてお礼申し上げます。また、エリザベト音楽大学様には、多大なるご支援、ご協力を賜り、重ね重ねお礼申し上げます。
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パーカッションフェア2023 in広島|5月4、5日 安芸区民文化センター
5月4日と5日の2日間 、「パーカッションフェア2023 in 広島」が安芸区民文化センターで開催されました。 前回はロビーでしたが、今回はギャラリーで広々と開催されていました!
ロビーよりもかなり広い場所ということで、出店数や楽器の量が拡大しており、非常に活気が ありました。 同時に行われていたセミナーの参加者の方々は、各店舗 を周りながらお目当てのマレットを探したり、色々な楽器を試奏をしたりしていました。 なかなか見ることのできない楽器を楽しそうに演奏されていたのも印象的でした!
5日にはこどもワークショップも開催されており、それに参加していたこどもたちが興味津々でギャラリーを眺めていました。すると保護者の方と一緒にギャラリーに入り、子どもたちが沢山の楽器を前にはしゃいでいました!
特にカホンが人気で、木の箱から色々な音が出るのを不思議そうに触っていたのがとても微笑ましかったです。プロの方だけでなく、学生や子どもまで全員が楽しめたパーカッションフェアでした!
次回の開催も楽しみです!
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■全日本打楽器連盟
ルディメンツJAPANセミナー2023 全日本打楽器連盟フレッシュコンサートを終えて|4月15日 和光市民文化センター大ホール
全日本打楽器連盟|事務局 目黒 一則
全日本打楽器連盟は全国5つの打楽器協会から組織され、会員の研鑽の機会として「ルディメンツJAPANセミナー」を企画開催しております。本年は4月15日(土)和光市民文化センター大ホールにて下記内容で開催致しました。
【フレッシュコンサート】
各打楽器協会より推薦された11名の方々に加えて、特別参加演奏(Duo)の2名が演奏を披露しました。審査の結果は次の通りです。
- グランプリ賞:前奥桃子さん(大阪音楽大学卒業)
- 塚田賞:小野竜聖さん(相愛大学卒業)、宮里凛花さん(沖縄県立芸術大学卒業)
【デュオ作品演奏・研究発表】
- 演奏・解説:山口啓(国立音楽大学大学院博士後期課程)、高木雅也(国立音楽大学大学院修了)、竹下和秀(国立音楽大学大学院博士後期課程)
- 演奏曲目:Zilch Tune No.2 for Vibraphone & Marimba、 Duo for Two Marimba、Elephant World
- 他、デュオ作品楽譜展示・5オクターブマリンバ開発に関する弊連盟名誉顧問の安倍圭子先生のご尽力と多大なる功績も紹介されました。
【パーカッションヒストリー】
- バーゼルトロンメル他の展示
今年も共催を頂きました公益財団法人:和光市文化振興公社様、日頃よりご支援を頂いております連盟賛助会員各社様に深甚の謝意を表します。
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■関西打楽器協会
パーカッションフェスティバル2023 Vol.37 in KANSAI|5月3、4日 大阪フィルハーモニー会館
関西打楽器協会理事 早坂雅子
爽やかな好天に恵まれた5月3日・4日、パーカッションフェスティバル2023 Vol.37 in KANSAIが大阪フィルハーモニー会館で開催されました。
3年余り続いたコロナ禍の影響で、フェスティバルも2020以来延期や変則開催を余儀なくされ、ゴールデンウィーク2日間の通常開催は実に4年ぶりでした。
開場と同時に賛助会員様のブースに多くの方々が来られ、久しぶりにいろんな楽器の試奏ができる事を喜んでおられました。
12時半~15時は打楽器全般、鍵盤楽器、ティンパニー、ドラムセットの4種類のクリニックが行われ、ドラム以外は今回のゲスト、パーカッショングループ72のメンバーが担当して下さいました。
いずれの楽器も参加者から希望者に出てもらう公開レッスンのスタイルを取られていて、聴講者にはわかりやすく、受講者には貴重な機会になったと思います。
16時からのメインコンサートは卒業生によるアンサンブルで幕を開け、続いてアンサンブルコンテストで優秀な成績を収めた「西宮市立甲陵中学校」「関西大学」(3日) 「京都朝鮮中高級学校」「姫路淳心学院中学校・高等学校」(4日)の皆さんが見事な演奏を披露して下さいました。そしていよいよゲストのパーカッショングループ72の登場です。
まずはS・ライヒ/木片の音楽とJ・ケージ/リビングミュージックを、休憩後には西村朗/ケチャを演奏されました。いずれも打楽器アンサンブルの古典と言っていい超有名曲ばかりですが、一度にまとめて生で聴く機会は滅多になく、精度の高い緻密なアンサンブルと結成51年の円熟味溢れる演奏にとても感動しました。主宰の永曽重光さんはこのコンサートを最後に勇退されると聞き、ケチャの迫力あるティンパニーの演奏を目と胸に焼き付けました。
このあとは協会メンバーによる大編成のアンサンブルと72の皆さんとのコラボで、ブラームス/ハンガリアンダンスよりとG・ガーシュイン/パリのアメリカ人が賑々しく演奏され、最後は坂上理事長指揮のもと、不変のアンコール外山雄三/ラプソディーを出演者全員で演奏して幕を閉じました。
4年前までは客席に補助椅子を出す盛況でしたが、今回は2日間で360名と少し寂しい入場者数でした。だいぶ光が見えてきましたが、来年は以前と同じ賑わいが戻って全員で打ち上げができることを祈っています。
最後になりましたが、開催に当たりご尽力いただいた賛助会員様と協会員の皆様に感謝し、厚く御礼申し上げます。
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■日本打楽器協会
2023 打楽器の祭典 IN 和光|5月5、6、7日 和光市民文化センター・サンアゼリア
日本打楽器協会会長|実行委員長 岡田知之
10年前、2013年(平25)に、公益財団法人和光市文化振興公社との共催事業として始まり11年目を迎えた「打楽器の祭典IN和光」を去る5月5,6,7日の3日間「和光市民文化センター・サンアゼリア」に於いて開催致しました。
【大会初日・2日目】
「打楽器新人演奏会」、第39回を迎えた打楽器新人演奏会を開催、首都圏音楽大学の卒業試験で優秀な成績を修め選出された18名が演奏を競い、打楽器界の重鎮である審査員により、グランプリ「岩城宏之賞」を尾崎夏子(東京音楽大学)に、審査員特別賞を櫻井秀悠(洗足学園音楽大学)に授与いたしました。
☆新人演奏会委員長:山本真理子
審査員:石井喜久子・石内聡明・上野信一・岡田知之・神谷百子・杉山智恵子・百瀬和紀・森 茂・吉原すみれ・西久保友広・藤井里佳
【大会3日目小ホール】
「第11回中高生のためのSoloコンクール」が行われました。小太鼓部門での課題曲は協会員により書き下ろされた新曲を演奏、中学生6名、高校生27名が参加。中学生グランプリ賞・藤津光佑、金賞・田部耕輝、高校生グランプリ賞・西山寛太 審査員特別賞・粂川咲菜、金賞は千田琴子、岩埜祐之介、栃尾大輝 、金井優奈、服部宗達、荒井美咲、副田遥夏、丸平亜美の8名が受賞。ティンパニ部門(課題曲、BALLAD FOR THE DANCE)には高校生8名が参加。グランプリ賞・栃尾大輝。
☆Soloコンクール委員長:渡辺由美子
審査員:杉山智恵子・橋本淳平・森 茂・山田祐将・渡辺由美子
【3日目大ホール】
「フェスティバル・コンサート」
コンサート担当委員長石内聡明による開会の辞に続いて和光市文化振興公社により組織され、マリンビスト藤井むつ子が監修し千葉彩華、菊池咲希、平野江梨が指導する「WAKOマリンバクラブ」のメンバー19名が“ミッキーマウスマーチ”“キラキラ星”“小さな世界”を演奏、そのあどけない演奏で、ほのぼのとした和やかなひとときに続いて、本協会と和光市文化振興公社共催で4月2日に行なわれた「打楽器アンサンブルコンクール・JPEC2023」でグランプリを受賞した「小平第三中学校」と「埼玉栄高等学校」の統率がとれた音色の深みと、色彩感あふれる演奏が披露され、その音楽表現の素晴らしさに感動を得ることが出来ました。
前半最後のプログラムは、「打楽器新人演奏会2023」でグランプリ「岩城宏之賞」を受賞した尾崎夏子(東京音大)のマリンバ独奏「飛天生動/石井真木」でその腕前を披露し感銘を与えて下さいました。
休憩を挟んでの登場は、「和太鼓会・和光大鼓」、発足50周年を誇る伝統と静と動を巧みに生かした演奏が評価され和大鼓フェスティバル、浅草太鼓祭り、NHK-TV、ベトナム、中国、フィリピン、アメリカのサンフランシスコのフェスティバルには15回招聘など大活躍のグループによる迫力ある演奏では血統の沸き上がりを憶える感覚を拭えませんでした。
プログラム最後は、本日の出演者、裏方スタッフと「打生会」のメンバーなど約80名の大合奏で、外山雄三作曲・岩城宏之編曲によるご存じ「ラプソディー」の演奏です。
この「ラプソディー」はNHK交響楽団が第2次世界大戦終了後間もない1960年に敗戦国日本の音楽文化を世界に認めてもらうため行った世界一周演奏旅行の際に、日本の旋律によるアンコールピースとして外山雄三が作曲した「管弦楽のためのラプソディー」を指揮者で日本打楽器協会会長を務めた岩城宏之が打楽器アンサンブル用に編曲して、このフェスティバルのフィナーレでの演奏が恒例となっている曲であります。
今回は、指揮:岡田知之(日本打楽器協会会長)、ヴィブラフォン独奏:千葉彩華、(第34回岩城賞受賞)と出演者、協会員、ゲスト和光太鼓の皆さんと総勢約80人による2023「打楽器の祭典IN和光』のステージを閉じました。
終演後は、関係者全員による交流会を行い、協賛各社や協会員、審査員、から提供されたマレット、バチ先生方のCD,教本等をビンゴゲームにより和気藹々の雰囲気の中で2023「フェスティバル」の幕が下ろされました。
共催頂いた「公益財団法人和光市文化振興公社」様には2013年から今年で10年の歳月を迎えました。毎年、恙無くこのフェスティバルを開催できるのは和光市文化振興公社のご理解の賜物であると心より御礼申し上げます。
協賛頂いた、こおろぎ社、コマキ楽器(JPC),全音楽譜出版社、野中貿易、パール楽器、バロックミュージック、ヤマハミュージックジャパンの各社に厚くお礼を申し上げます。特にコマキ楽器の成田肇様、山田俊幸様にはご多忙の中を会場までお越し頂き誠にありがとうございました。
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■中部打楽器協会
Percussion Festival 2023 in NAGOYA(第21 回打楽器フェスティバル)|5月7日 名古屋音楽大学
中部打楽器協会 理事長 和泉正憲
第21 回フェスティバルが無事に終了しました。5月7日(日)11 時から12 時半までの吹奏楽課題曲講習からスタート、メインコンサートは2 時から5 時過ぎまでの長丁場でした。
あいにくこの日は一日中雨!チケット販売数より実入場者が20 数名少なかったことから見て、客足にもやや影響が有った模様です。お客様も大変だったでしょうが、コンサートで使用する楽器や各メーカーさん・販売店のブース用の楽器、物品の搬入・搬出にも苦労を伴いました。
午前の課題曲講習は40名弱の聴講とやや少なかったものの、講師の窪田健志、ジョエル・ビードリッツキー(ともに名古屋フィル)がプロジェクターも利用して丁寧に講習を進め、講習の終盤の質問コーナーではラプソディのリハーサルが始まるため、私が強引に打ち切らざるを得ず申し訳ない事態になってしまいました。
今年のメインコンサートへのゲストは「SINSKE」氏。
プログラムは予め新しいソロ曲よりも一般の方が楽しめる曲をリクエストしていましたので「SINSKE」氏のキャラクターが存分に表現して頂けたと思います。
他に一般参加のグループの中に「加藤大輝」さんも参加して、代表曲の一つ「ケルベルスドラム」を演奏されました。
その他の参加は、愛知県芸・名古屋音大・名古屋芸大・3 大学合同・CECIRIO・ONCE+加藤大輝・山田穂乃花(中部新人演奏会代表)・豊田楽友協会吹奏楽団、そしてファシリテーター松尾志穂子によるドラムサークル。
最後は恒例の「ラプソディ」。Vib.ソロは「SINSKE」氏、なんと人前でVib.を演奏したのは2 回目だったそうです。
コンサート終了後の「打上げ」も復活しました。これも恒例の学生による余興で大いに盛り上がりました。
愛知県芸の寸劇はなんと15 分に及ぶ超大作!やはりフェスティバルに皆が集うことはいいですね!
なお、1 階ロビーでは各社の展示・販売ブースを設けました。出店は「コマキ楽器、コマキ通商」をはじめ「ヤマハミュージックジャパン・ヤマハ名古屋店」「パール楽器製造」「野中貿易」「サタケドラムショップ」「こおろぎ社」「KPG 工房」「せともの打楽器詩貴」「エスペランサ」の各社(敬称略)でした。
なお、来年度から稲沢市文化振興財団との共催になり、会場も「名古屋文理大学文化フォーラム」(稲沢市民会館)に変わります。会館全施設を使用しての開催になります。
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■北海道打楽器協会
北海道打楽器フェスティバル2023|5月14日 札幌市生涯学習総合センター「ちえりあ」
北海道打楽器協会 理事長 真貝裕司
北海道打楽器協会にはプロやアマチュアの打楽器奏者や指導者、楽器店等、約100人の会員が所属しています。
年に一度の打楽器フェスティバルで会員が一堂に集い、レクチャーや展示販売、演奏会を開催し沢山のお客様に来ていただく事は、今後も益々北海道に打楽器の素晴らしさや文化を広げて行く為にも大変意義深い事と感じております。
2023年5月14日に北海道打楽器協会主催の「北海道打楽器フェスティバル」が札幌市生涯学習総合センター「ちえりあ」で開催されました。このフェスティバルは昨年から「ジャンベ・ライブ」と「打楽器フェスティバル」の2日間の公演となり、13日に開催された「ジャンベ・ライブ2023」も成功裡に終了いたしました。
14日の打楽器フェスティバルはコンサートに先立ち、大家和樹氏(札響副首席奏者)による「スネアドラム」と入川奨氏( 札響首席奏者)による「ティンパニ」レクチャー、徳田健一郎氏(ジャンベ奏者)による「ジャンベ・ワークショップ」があり、大好評でした。また、ロビーでは各楽器店による展示も行われ、特に学生達で賑わい喜ばれました。
大ホールではソロ・アンサンブルコンサートが開催されました。
第1部は、新人オーディション2023優秀者によるソロ演奏で、稲葉百花(優秀賞、札幌大谷大学)さんのJ.シュワントナー/ヴェロシティズと梅津理美香(最優秀賞、北海道教育大学)さんの田中賢/エコー・フロム・サウス、教育大OBによるデュオ・カチョエペペ(ドラムとマリンバ)のA.ベイブ/Marrrrimba Rrrrock、北海道作曲家協会会員による新作アンサンブル初演(1)木下大輔氏作曲シチリアの旅路、一般在団法人縄文芸術文化財団の茂呂剛伸/縄文太鼓×ジャンベ・アンサンブルが演奏されました。
休憩後の第2部は、サンバアンサンブル・ブロコ札幌の高松洋平/Batucada(ブロコ札幌スペシャル)、カスタネット&マリンバアンサンブル真貝裕司とオールスターズ&VivaMarimba SapporoのG.ビゼー/歌劇「カルメン」より「闘牛士」とJ.シュトラウス1世/ラデツキー行進曲、瀧村正樹とトイ楽団のAqua Vista School (瀧村正樹編)/Aqua Vista、北海道作曲家協会会員による新作アンサンブル初演(2)侘美秀俊作曲Honeycomb rhythmic Style、最後に打楽器フェスティバル2023スペシャル(指揮:真貝裕司)出演者全員のアンサンブルでラテン
メドレー(肥田野恵里編)が演奏されました。
お客様からはバラエテイ豊かな打楽器の世界を堪能できたと好評をいただき、大盛況のうちに終了いたしました。
執筆者: 各地イベント担当者
取材協力:西日本打楽器協会、関西打楽器協会、中部打楽器協会、北海道打楽器協会、日本打楽器協会、全日本打楽器連盟